建築
  • 九州陶磁文化館
  • Kyuushuutoujibunkakan
  • 佐賀県西松浦郡有田町
  • 九州陶磁文化館
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町から望む高台に建てた陶磁器の博物館。磁気タイルの外壁が山並みを背景に白く浮かぶ。傾斜を利用し2階を展示・研修の主要階として山側にアプローチ広場を設けた。軒の深い玄関を入ると屋根勾配なりに吹き抜けたホールが利用者を迎え、町を眺望する展示室へと誘う。4つの展示室を雁行して配置したクラスター回廊型の展示構成は、独立した展示からひとつの総合展示まで可能とする。展示室の間にはそれぞれ異なる景色が見える大窓を設けた。長期の耐久性を考慮して、鉄筋コンクリート造の構造体に金属板葺きの通気構造屋根を載せ、外壁は磁気タイル打込みのPC板をオープンジョイントで吊り込んでいる。
建築概要
主要用途
博物館・広域文化施設
構造
鉄筋コンクリート造
階数
地上3階
建築面積
3767.61㎡
延床面積
5966.89㎡
敷地面積
32469㎡
竣工年
1980年3月
建築主
佐賀県、 設計:内田祥哉+アルセッド建築研究所
構造設計
川田譲建築構造研究所
設備設計
総合設備コンサルタント
外構設計
園田造園設計事務所
施工
住友建設+松尾建設共同企業体、空調:丸紅設備+昭栄設備工業行動企業体、衛生:葉隠設備工業、電気:新生電業…宮園電気共同企業体、造園:中村水楽園造園土木、展示ケース:久留米井筒屋、三越本社建装部、固定展示:乃村工藝社