まちづくり
  • 山古志の復興支援
  • Yamakoshimurachiikiniokeruchuusankanfukkoujuutaku
  • 新潟県長岡市山古志竹沢、桂谷、種苧原、油夫、楢木、大久保、木籠、梶金
  • 山古志の復興支援
  • 山古志の復興支援
  • 山古志の復興支援

平成 16 年に発生した新潟県中越地震により、長岡市山古志地域(旧山古志村)では土砂崩 れ等の発生による道路の寸断や宅地の崩壊が相次ぎ、家屋の 44%(328 棟 /747 棟)が全壊 した。このため、全住民が地域外に避難することを余儀なくされ、帰郷のためには地域の全 面的な復旧・復興が必要であった。自然災害という特殊事情のもとで、地域が真の復興を成 し遂げるには、単に施設の復旧にとどまらず、コミュニティや地域文化の再生が必要不可欠 であり、地域性に配慮した各分野の復興事業が実践された。 住宅分野の復興においては、経済的に大きなダメージを受けた住民を支援し、地域の気候 風土(豪雪)に対応し、住文化(山の暮らし)が継続でき、かつ一定水準以上の性能を持つ「中 山間地型復興住宅」を提案し、その供給体制を構築した。 「中山間地型復興住宅」のコンセプトは、集落毎に分散整備した災害公営住宅にも活かされ、 個々の住宅再建から集落の再生への展望につながる、中山間地の創造的復興に取り組んでき たところである。
プロジェクト概要
竣工年
2006年10月
建築主
長岡市
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